ピラティスインストラクターで、収入を得るにはどのような道のりを辿れば良いのでしょうか?
この記事では、ピラティスインストラクターになるための手順を具体的に解説します。
初心者が資格を取得して、活躍する方法をまとめました。
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ピラティスインストラクターになるには何の準備が必要?
スクールを探す
ピラティスインストラクターになるには、スクールで開催される養成コースの受講がおすすめです。
国家資格ではありませんが、将来的に活動場所を広げるためにも資格があれば強みとなります。
ピラティスの資格はシニア向け、マタニティ向けなどと細分化されているケースが多いため、自分に合ったコース選びが必要です。
スクールによって様々なカリキュラムが展開されていますが、先ずは初心者向けのコースから始めましょう。
スクールの見学や体験に行く
スクールは1つだけでなく、少なくとも3つは候補を検討してください。
資格取得の費用や期間、卒業生の活動実績などを比較できるため、スクール選びを失敗するリスクを避けやすくなるからです。
スクールの雰囲気を知り、生徒側の視点を持つためにも体験クラスが実施されていたら受けてみましょう。
受講したいスクールが見つかったら、早速見学や体験の申し込みをしてください。
養成コースに申し込む
インストラクターの資格を取得するには、各スクールで開催される養成コースを受講します。
資格試験を受けるのは、指定されたカリキュラムを受けるほかにも一定の練習時間を満たす必要があるからです。
- 道具を自由に使える
- 同期と励まし合える
- 疑問があればをすぐに質問できる
- 練習スペースや環境が整っている
- クラスを見学できる場合がある
養成コースの受講は効率良く資格を取るための近道と言えます。
資格取得する
ピラティスインストラクターとして活動するために、資格取得は避けて通れないと言えます。
実績のあるスクールで学んだ人や有資格者の方が、採用の面でも有利になるからです。
マシンピラティスの資格があれば、活動場所の選択肢が広がります。
まずはマットピラティスの資格から取得してみましょう。
求人へ応募する
資格を取得したら、フィットネスクラブなどの求人に応募してみましょう。
実績がないうちは自己集客は難しいため、まずは身近な施設で指導するのがおすすめです。
養成コースを受けたスクールで、そのままインストラクターとして働ける場合もあります。
指導実績がない場合でも応募できる求人から探してみてください。
ピラティスインストラクターになるまでの流れ
1.資格を取る
ピラティスインストラクターとして活動していくには、資格を取りましょう。
募集要項によっては、マットやマシンの資格が必要な場合が多いからです。
大手フィットネスクラブなどは資格取得を条件に、勉強をしながら働けるケースもあります。
活動の幅を広げていくためにも、目的に合った資格を取得してみてください。
2.アルバイトとして働く
アルバイトとしてスタジオレッスンを受け持つのは、駆け出しのインストラクターにとって働きやすい方法です。
基本的にフィットネスクラブのお客様にレッスンを提供するため、インストラクターとしてのレベル向上に力を注げます。
【メリット】
- 広告宣伝費の負担がない
- 集客の手間は基本的に発生しない
【デメリット】
- レッスン単価が安い
- オリジナルレッスンは基本的にはできない
- スタジオレッスン以外の業務も発生する(受付、清掃など)
まずは通いやすいフィットネスクラブでの求人をチェックしてみましょう。
3.正社員になる
長期的で安定した雇用環境を望むなら正社員の道もあります。
大手フィットネスクラブやピラティス専門スタジオでの集客や運営に関わりたい方におすすめです。
【メリット】
- 収入が安定している
- 福利厚生制度や資格取得支援制度が充実している
【デメリット】
- スタジオレッスン以外の業務もこなさなければならない
- 定められたプログラムを提供するため、自由にプログラムを作れない
経営や集客のスキルを身に付けるチャンスもあるため、将来独立する場合に役立つと言えます。
4.フリーランスになる
ある程度ファンが増えて指導実績を積み重ねたら、フリーランスとして働く選択肢もあります。
フィットネスクラブや専門スタジオ、公民館などの様々な施設で活動できるのが特徴です。
【メリット】
- オリジナルレッスンを提供できる
- 活動場所を広げられる
- 副業として自由に始められる
【デメリット】
- 交通費は自己負担となる場合が多い
- スタジオによっては単価が低く設定されている場合がある
- 複数のスタジオを掛け持ちする場合はスケジュール調整が大変な場合もある
- 必ずしも希望の時間帯でレッスンを行えるとは限らない
個性を活かしてより自由度の高いレッスンを提供したい場合は、フリーランスになる方法も考えてみましょう。
5.スタジオを運営する
インストラクターとしての技量も集客力も身に付けば、自分だけのスタジオを持つという選択肢もあります。
独自のスタイルでレッスンを展開できるため、独立を考えている場合はスタジオ経営も視野に入れてみましょう。
テナントを借りるのが難しい場合は、マンションの一室からのスタートもできます。
【メリット】
- スタジオのコンセプトや雰囲気を自由に決められる
- レッスンプログラムやタイムスケジュールを自由に組める
【デメリット】
- 初期費用が大きい
- 競合が多いエリアでの運営は集客が難しい場合もある
- 経営者としてスタジオレッスン以外の業務もこなさなければならない
ピラティスインストラクターになるにはどこを受講?おすすめスクール3選
- MAJOLI
- バランスドボディ
- カラダメンテ養成スクール
MAJORI
料金 | 通常:228,200円 早割:178,200円(分割決済あり) |
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資格取得 | マットピラティスベーシック インストラクター養成講座(RPT30) |
本社所在地 | 東京都中央区銀座4丁目13-8ソフィア・スクエア銀座3F |
認定 | 全米ヨガアライアンス協会 公式認定校(RYS) 国際ヨガアカデミー協会 公式認定校(RPS) |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
MAJORIはRPT30の養成講座に対応しています。
早割は分割決済に対応しているため、一度に金額を支払い切れない方でも受講可能です。
ヨガやピラティスの資格を取得したい方は、まずMAJORIを検討してみてください。
\ RPT30の資格がオンラインで取得できる /
バランスドボディ
料金 | 通常:43,5000円 |
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資格取得 | ピラティスマットインストラクターコース |
本社所在地 | 東京都目黒区青葉台2-20-14 青和ビル2階 |
認定 | PMA(Pilates Method Alliance) |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
バランスドボディは、ピラティスインストラクターコースに対応しています。
世界各国に展開している講座で、インストラクターを多数育成している人気のスクールです。
料金面はMAJORIより高めに設定されていますが。プラン内容が好みの方はバランスドボディをちぇっくしてみてください。
\ コース・ワークショップが充実 /
カラダメンテ養成スクール
料金 | 通常:728,200円→590,000円 (税込み649,000円) |
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資格取得 | ピラティスインストラクターCPI100資格コース |
本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿1-10-6 清園ビル2F |
認定 | IBMA認定 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
カラダメンテ養成スクールは、少人数制の資格スクールです
ピラティス以外のコースも充実しており、幅広いコースから選びたい方に向いています。
初回申込日からコースを何度でも受講できる制度がある点も魅力です。
\ 卒業後の就職支援あり /
ピラティスインストラクターになるのが向いている人の特徴
- 体を動かすのが好きな人
- ピラティスが好きな人
- 理学療法士等の他の資格を持っている人
- 人と話すのが好きな人
- 怪我の経験がある人
体を動かすのが好きな人
定期的に運動する人や体を動かすのが苦にならない人は、ピラティスにも向いている可能性があります。
ピラティスでも強度の高い動きがあるため、ある程度運動経験があって動きなれている人でも手応えを感じるはずです。
ピラティスインストラクターの中には、バレエやダンス経験者もたくさんいます。
運動を習慣として続けている場合は、インストラクターになってお客様への指導も検討してみてください。
ピラティスが好きな人
スタジオでのピラティスのレッスンが好きな人や長く続けている人は、インストラクターとして活躍しやすいでしょう。
レッスンを受ける側の気持ちにも共感できるため、ピラティスの指導力が身に付けばお客様に寄り添った内容のものを提供できます。
ピラティスの魅力をより多くの人に伝えたいという熱意があれば、ハードな練習も乗り越えられるはずです。
ピラティスを趣味として続けるだけでなく、更に上達したい場合はぜひインストラクターの道を検討してみてください。
理学療法士等の他の資格を持っている人
理学療法士として既に活躍している人も、ピラティスの資格があればさらに活動の場が広がります。
ピラティスでは解剖学や運動学などの体に関する知識が不可欠なため、人体に精通している人にとって取り組みやすいはずです。
ピラティスの考え方やエクササイズはリハビリの場面でも活かせるため、より良い施術を提供できるでしょう。
理学療法士の知識や実績があるインストラクターは、体の痛みで困っているお客様からも信頼されやすいと言えます。
人と話すのが好きな人
接客業等の経験があり、コミュニケーション能力が高い人もインストラクターとして活躍できる可能性が高いと言えます。
悩みに共感し常に優しく接してくれるインストラクターに人気が集まるからです。
インストラクターとしての技術面に伸びしろがあったとしても、人間性に惹かれてレッスンを受けにくるお客様もたくさんいます。
積極的に人との会話を楽しめる人やたくさんのお客様との関わりを大切にできる人は、ぜひインストラクターを目指してみましょう。
怪我の経験がある人
怪我や病気を経験した人や克服した人も、ピラティスインストラクターに向いている可能性があります。
怪我の辛さや人の痛みに共感できるため、お客様のお悩みに共感しやすいからです。
ピラティスの知識を活用して、怪我や痛みがある場合の対策や対処法についてもアドバイスできるようになります。
辛かった時の経験を活かして、痛みで悩んでいるお客様に寄り添ったピラティスのレッスンを提供してみませんか。
ピラティスインストラクターは楽しい?挑戦するのがおすすめの理由
- 自分自身の身体をケアできる
- 収入に繋がる
- コミュニティができる
- 活動の幅が広がる
- 年齢を重ねても活動できる
自分自身の身体をケアできる
ピラティスができるようになると、お客様の健康づくりに関われるほか自分の身体のケアにも繋がります。
ピラティスの動きは体幹を鍛える以外に、ストレッチの要素も強いからです。
特定の部位への負担を減らし身体を効率良く動かせるようになれば、怪我の防止にも繋がります。
身体に関する理解を深めていけば、良いコンディションを維持しやすくなるでしょう。
収入に繋がる
ピラティスのレッスンを持てるようになると、ある程度の収入を見込めるようになります。
フリーランスの場合、1レッスン3,000円~5,000円の単価で設定されており、数をこなせばしっかりと稼げるようになるはずです。
複数のスタジオの掛け持ちが難しい場合は、本業とのバランスを考えた働き方を考えましょう。
本業がある場合、ピラティスインストラクターは副業として始めやすいと言えます。
コミュニティができる
ピラティスのレッスンは、体を動かすだけでなくお客様にとってサードプレイスのような役割があると言えるでしょう。
インストラクターとの交流以外にも、他の参加者とのコミュニケーションも生まれるからです。
同じ空間でピラティスを受けるのは身体だけでなく、心の健康維持にも繋がります。
ピラティスを通じて人間関係の構築にも繋げてみてはいかがでしょうか。
活動の幅が広がる
ピラティスを指導できるようになると、運動指導における様々な場面で役に立ちます。
競技のほか日常生活でも体幹の強さは大切なため、ピラティスの知識はあらゆるお客様のお悩みに対応できるからです。
- ダンススタジオやバレエ教室
- 各種スポーツでの指導現場
- 高齢者向けの施設
- 産後ダイエットを提供している産婦人科
- パーソナルトレーニングスタジオ
資格取得後は、ピラティス専門スタジオ以外でも活躍できる場所もぜひ検討してみてください。
年齢を重ねても挑戦できる
ピラティスインストラクターは年齢に関係なく挑戦できます。
ピラティスのエクササイズは、体の可動域や硬さに合わせてアレンジできるからです。
歳を重ねることで同世代や上の年代の方の体の不調にも共感しやすくなります。
いつまでも若々しくありたい人にとって、ピラティスインストラクターはおすすめの職業です。
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ピラティスインストラクターになりたい人によくある質問
- 未経験者でもなれますか?
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解剖学などを一から学ぶ必要はありますが、未経験の方でもあきらめずに練習と学習を続けて行けばインストラクターになれます。
- 年齢制限はありますか?
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年齢制限はありません。年齢を重ねて同年代の方のお悩みや不安に共感し、寄り添った内容のレッスンを提供しやすくなります。
- 主婦でもなれますか?
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資格があれば主婦の方も活躍できます。家事と両立するには、育児がひと段落したタイミングやオンラインを活用しましょう。
- 資格取得費用の相場について
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どのコースを選ぶかによって費用が異なりますがマットピラティスで20万~40万、マシンピラティスで25万~50万程です。
- 収入について
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正社員で働く場合は、スタジオにもよりますが初任給ほどの給料です。アルバイトやフリーランスではレッスン数に応じて金額が異なります。
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